【2024年最新版】HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXを8つの項目で比較!

HOT FOREXとIFOREXの比較 海外FX業者比較

海外FXブローカーのHFM(旧HOTFOREX)とIFOREXの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目を集めている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXを基本スペックで比較

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXの基本的なスペックを比べてみます。

HFM(旧HOTFOREX) IFOREX
運営会社 HF Markets(SV)Ltd. Formula Investment House Ltd
設立 2010年 1996年
金融庁ライセンス セントビンセント及びグレナディーン金融庁 英領バージン諸島金融サービス委員会
資金管理 分別管理 Mizrahi Tefahot Bankで分別管理
口座の方式 NDD(STP・ECN) DD(OTC)
口座の種類
  • セント口座
  • プレミアム口座
  • プロ口座
  • ゼロ口座
エリート口座
最小ロット数
  • セント口座:0.01ロット=10通貨
  • それ以外の口座:0.01ロット=1,000通貨
0.01ロット=1,000通貨
最大ロット数
  • セント口座:200ロット
  • それ以外の口座:60ロット
50ロット=500万通貨
最大レバレッジ
  • 2,000倍
400倍
ドル円の平均スプレッド
  • セント口座:1.6pips
  • プレミアム口座:1.6pips
  • プロ口座:0.6pips
  • ゼロ口座:0.1pips
エリート口座:1.0pips
取引手数料
  • ゼロ口座:1ロット取引毎に片道3ドル
  • それ以外の口座:無料
無料
ボーナス あり(入金不要ボーナス口座・入金ボーナス口座のみ対象)
  • 入金ボーナス
  • キャッシュバックボーナス
  • ペンディングボーナス
スキャルピング 可能 不可
自動売買 可能 不可
両建て 可能 可能
口座維持手数料 なし

※90日間取引または入出金がなかった場合、月額5ドルの口座維持手数料が引き落とされます。

なし

※12ヶ月間取引または入出金がなかった場合、3カ月毎に月額15ドルの口座維持手数料が引き落とされます。

ゼロカット あり あり
ロスカット水準 20% 0%
マージンコール水準 50% なし
プラットフォーム
  • MT4
  • MT5
FXnet View(独自プラットフォーム)
最低入金額
  • プロ口座:100ドル
  • それ以外の口座:0ドル
1万円
FX通貨ペア 53種類 88種類
他の金融商品 コモディティ(商品):5種類、株式指数:12種類、貴金属:6種類、エネルギー:2種類、仮想通貨:40種類、株式:95種類、ETF:34種類、債券:3種類 コモディティ(商品):7種類、株式指数:34種類、貴金属:7種類、エネルギー:5種類、仮想通貨:45種類、株式:604種類、ETF:65種類
入金方法 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet
出金方法 国内銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、BXONE、crypto、bitpay 海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet
法人口座 あり あり
最大口座数 7口座 1口座

HFM(旧HOTFOREX)は、ハイレバレッジを求めるトレーダーから絶賛されています。一方のIFOREXは、取り扱い銘柄の種類が多いことで人気のあるブローカーです。どちらも優秀で勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXをメリット・デメリットで比較

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXのメリット・デメリットを比較していきます。

HFM(旧HOTFOREX)のメリット・デメリット

★メリット

  • 最大レバレッジ2,000倍で取引できる
  • ポイントが貯まるロイヤリティプログラム
  • 民事賠償保険制度により最大5,000,000ユーロまで補償
  • MT4・MT5を利用できる
  • 最低入金0ドルだから少額資金でもOK(プロ口座は100ドル)
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • スプレッドが広い(プレミアム口座)
  • ゼロ口座の取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかる
  • ロスカット率が20%と平均クラス

海外FX業界内でも高いレバレッジでトレードするならHFM(旧HOTFOREX)をおすすめします。信託保全なしというデメリットはありますが、上限5,000,000ユーロまで補償されているので安心して利用できそうですね。

IFOREXのメリット・デメリット

★メリット

  • 老舗の海外FXブローカー
  • 低いスプレッド
  • 業界トップクラスの取引銘柄
  • レバレッジ制限がない
  • 豊富なボーナス(クッション機能付き)
  • ロスカット水準は0%
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • DD方式を採用している
  • 口座タイプは1種類のみ
  • 最大レバレッジが400倍と低い
  • スキャルピング・自動売買の禁止
  • 独自ツールFXnet Viewのみ利用可能(MT4・MT5が使えない)
  • 最低入金額が1万円と高い
  • 10万円以下を銀行口座へ出金する場合は手数料2,000円がかかる

 

業界トップクラスの銘柄数を取り扱う海外FX業者を選ぶならIFOREXをおすすめします。ロスカット水準が0%なのでギリギリまで取引が可能なため、最大レバレッジは400倍と低めながらとても大きなトレードできます。ただし、スキャルピングや自動売買に対応していないため、裁量取引のデイトレードやスイングトレードがメインになります。

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXを最大レバレッジで比較

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

最大レバレッジ

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXの最大レバレッジを比較していきます。

HFM(旧HOTFOREX) IFOREX
セント口座 プレミアム口座 プロ口座 ゼロ口座 エリート口座
最大レバレッジ 2,000倍 2,000倍 2,000倍 2,000倍 400倍
最小ロット数 0.01ロット=10通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨
最低必要証拠金 0.55円 55円 55円 55円 275円
最低入金額 0ドル 0ドル 100ドル 0ドル 1万円

※1ドル110円として計算しています。

※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。

※IFOREXの最大レバレッジは、FX通貨ペアが400倍、株式が20倍、仮想通貨は10倍、土曜・日曜はレバレッジが半分となります。

最大レバレッジを比べるとHFM(旧HOTFOREX)は2,000倍、IFOREXは400倍となり、HFM(旧HOTFOREX)の方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはHFM(旧HOTFOREX)のセント口座の0.55円ですが、最も大きな資金が必要になるのはIFOREXのエリート口座の275円です。2社を比較すると必要証拠金に大きな差があり、レバレッジだけを見るとHFM(旧HOTFOREX)の方が有利ですね。

レバレッジ制限

続いて、HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

★HFM(旧HOTFOREX)のレバレッジ制限

口座資金 セント口座・プレミアム口座・プロ口座・ゼロ口座
10,000ドル未満 2,000倍
10,000ドル〜50,000ドル未満 1,000倍
50,000ドル〜300,000ドル未満 500倍
300,000ドル以上 75倍

★IFOREXのレバレッジ制限

口座資金 エリート口座
10,000ドル以上 400倍

HFM(旧HOTFOREX)は口座残高によって最大レバレッジが変わりますが、IFOREXにはレバレッジ制限がありません。レバレッジ制限がないおかげで、一定以上の口座残高になるとIFOREXの方がレバレッジは高くなります。例えば、HFM(旧HOTFOREX)は有効証拠金が300,000ドルを超えると最大75倍に変わりますが、IFOREXは最大400倍のままなので口座残高を気にすることなく取引できます。手軽にハイレバレッジで取引するなら、HFM(旧HOTFOREX)よりもレバレッジ制限が緩いIFOREXが有利と言えますね。

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXを取扱銘柄で比較

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXの取り扱い銘柄を比べてみましょう。

銘柄 HFM(旧HOTFOREX) IFOREX
FX通貨 53銘柄 88銘柄
貴金属 6銘柄 7銘柄
エネルギー 2銘柄 5銘柄
商品 5銘柄 7銘柄
株式 95銘柄 604銘柄
株式指数 12銘柄 34銘柄
債券 3銘柄 なし
ETF 34銘柄 65銘柄
仮想通貨 40銘柄 45銘柄

取引できる銘柄を比べると、HFM(旧HOTFOREX)よりもIFOREXの方が圧倒的に多いことがわかります。貴金属やエネルギー、商品などにそれほど大差はありませんが、FX通貨と株式、株式指数、ETF、仮想通貨を見比べるとIFOREXの方が断然有利と言えます。銘柄数を重視するなら750以上の種類を取り揃えるIFOREXを選んでおいて間違ありませんね。

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXをスプレッドで比較

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXの平均スプレッドを比較してみましょう。HFM(旧HOTFOREX)のプレミアム口座とIFOREXのエリート口座は、いずれも取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。HFM(旧HOTFOREX)のゼロ口座のみ取引手数料が1ロットあたり片道3ドルかかります。

通貨ペア HFM(旧HOTFOREX) HFM(旧HOTFOREX) IFOREX
プレミアム口座 ゼロ口座 ※1 エリート口座
USD/JPY 1.6pips 0.7pips 1.0pips
EUR/JPY 2.3pips 1.0pips 1.2pips
GBP/JPY 3.9pips 1.5pips 2.3pips
AUD/JPY 2.8pips 2.4pips(※1ロットあたり往復手数料0.8pips) 3.0pips
EUR/USD 1.2pips 0.7pips 0.7pips
GBP/USD 1.9pips 0.9pips 1.1pips

※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips

以下、日本円に換算したトータルコストの表です。

通貨ペア HFM(旧HOTFOREX) IFOREX
プレミアム口座 ゼロ口座 エリート口座
USD/JPY 1,600円 760円 1,000円
EUR/JPY 2,300円 1,060円 1,200円
GBP/JPY 3,900円 1,560円 2,300円
AUD/JPY 2,800円 2,480円 3,000円
EUR/USD 1,320円 770円 770円
GBP/USD 2,090円 990円 1,210円

※プレミアム口座の計算方法「スプレッド×1ロット」

  • ドル円の場合:1.6pips×10万通貨=160,000pips=1,600円
  • ユーロドルの場合:1.2pips×10万通貨=120,000pips=12ドル=1,320円

※ゼロ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」

  • ドル円の場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=100円+660円=760円
  • ユーロドルの場合:0.1pips×10万通貨+6ドル=10,000pips+6ドル=1ドル+6ドル=7ドル=770円

※エリート口座の計算方法「スプレッド×1ロット」

  • ドル円の場合:1.0pips×10万通貨=100,000pips=1,000円
  • ユーロドルの場合:0.7pips×10万通貨=70,000pips=7ドル=770円

3つの口座を比較してみると、ゼロ口座の平均スプレッドがとても狭いことがわかります。

海外FX業者の取引方法には、NDD方式とDD方式の2つがあります。HFM(旧HOTFOREX)は、FX業者の仲介を通さないNDD方式を採用しています。トレーダーの売買注文がそのままインターバンク市場に流れるため、トレーダーにとって透明性の高い取引ができます。

一方のIFOREXは、国内FX業者と同じDD方式を採用しています。トレーダーの売買注文がFX業者の仲介を通して市場に注文されるため、リクオートや約定拒否などの不正が行われる可能性がありますが、スプレッドは狭くなる特徴があります。それにも関わらずHFM(旧HOTFOREX)は、DD方式のIFOREXよりもトータルコスト(スプレッド+取引手数料)が安いためHFM(旧HOTFOREX)の方が有利と言えます。

★STP口座とECN口座の違い

STP口座は、取引手数料が無料で、直接かかるコストはスプレッドのみです。一方のECN口座は、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。ECN口座はボーナスをもらえない場合が多いので、はじめはSTP口座を利用するといいでしょう。海外FX業者に慣れてからトータルコストが安いECN口座を利用するというやり方をおすすめします。

★スキャルピングとは?

スキャルピングとは、注文と決済を短時間に何度も繰り返すトレード方法のことです。HFM(旧HOTFOREX)はスキャルピング可能ですが、IFOREXでは禁止されています。

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXをスワップポイントで比較

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。

FX通貨 HFM(旧HOTFOREX) IFOREX
USD/JPY 0円 -86円 -11円 -33円
EUR/JPY 0円 -25円 -38円 -15円
CAD/JPY 0円 -45円 -9円 -25円
AUD/JPY 0円 -45円 -9円 -23円
CHF/JPY 0円 -15円 -40円 -9円
GBP/JPY 0円 -60円 -17円 -41円
NZD/JPY 0円 -69円 -4円 -25円
EUR/USD -101円 0円 -91円 -42円
TRY/JPY 58円 -107円
ZAR/JPY 2円 -8円

※1ドル106円として計算しています。

一見、IFOREXのTRY/JPY(買)は高額のスワップポイントを受け取れそうですが、反対のTRY/JPY(売)では大きなマイナスとなるので注意しましょう。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、HFM(旧HOTFOREX)とIFOREX共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。

★スワップポイントとは?

スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXを取引ツールで比較

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXの取引ツールを比べてみましょう。

取引プラットフォーム 対応機種・OS HFM(旧HOTFOREX) IFOREX
MT4・MT5 ダウンロード:Windows・Mac ×
ブラウザ:Webトレーダー ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×
FXnet View ダウンロード:Windows・Mac × ×
ブラウザ:Webトレーダー ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×

HFM(旧HOTFOREX)は「MT4」「MT5」という2つの取引プラットフォームが利用が可能ですが、一方のIFOREXで利用できる取引プラットフォームは「FXnet View」のみになります。このFXnet Viewは、IFOREXの独自ツールで初心者でも簡単に裁量トレードができると好評です。ただし、自動売買(EA)には対応していないため、自動売買と裁量トレード両方を行うならHFM(旧HOTFOREX)を選びましょう。

MT4・MT5の取引ツール

MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。

★MT4からMT5への改善点

  1. 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
  2. 時間足:9種類から21種類に増加。
  3. 気配値表示:2種類から4種類に増加。
  4. 描画ツール:31種類から44種類に増加。

FXnet Viewの取引ツール

IFOREXの独自ツールであるFXnet Viewは、MT4と基本的な機能は変わらないと言われています。ただし、カスタムインジケータの追加や自動売買ツールなどの対応はしていません。チャート表示のカスタマイズはMT4やMT5に大きく劣るため、中上級者のトレーダーには不向きと言えます。

★FXnet Traderの特徴

  • Webブラウザで利用可能
  • ワンクリック注文OK
  • 取引チャート(ボリンジャーバンド・EMA・MACD・RSIなど)
  • 取引レポートの取得
  • 裁量トレード向き
  • 日本語対応OK

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXを信頼性やサポート体制で比較

最後に、HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXの安全性や信頼性を比較してみましょう。

HFM(旧HOTFOREX) IFOREX
法人名 HF Markets(SV)Ltd. Formula Investment House Ltd
設立 2010年

※日本人向けFXサービスの開始は2015年から

1996年
所在地 Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O.Box 1510, Beachmont Kingstown,St. Vincent and the Grenadines 15 Nikis st., Syntagma Square,10557 Athens, Greece
金融ライセンス SVG FSA(セントビンセント及びグレナディーン金融庁)ライセンス番号:22747 IBC 2015

★HFM(旧HOTFOREX)グループの取得済み金融ライセンス

  • 英国金融行動監視機構
  • 南アフリカ共和国金融業界行為監督機構
  • セーシェル金融サービス委員会
  • ドバイ金融サービス機構
  • ケニア共和国資本市場局
BVI FSC(英領バージン諸島金融サービス委員会)ライセンス番号:SIBA/1/13/1060

★IFOREXグループの取得済み金融ライセンス

  • キプロス証券取引委員会
  • イギリス金融行動監視機
  • ハンガリー国立銀行
資金管理 分別管理 Mizrahi Tefahot Bankで分別管理
資本金 非公開 14,922,898ドル(約16億)
従業員数 250名 330名(支社含む)
特徴 世界中で350万口座の開設 運営歴20年以上の老舗FX業者

運営歴の長さ

2015年から日本人向けFX取引を始めたHFM(旧HOTFOREX)は、世界中で350万口座を超える実績があります。一方、運営歴20年以上のIFOREXは、2010年のギリシャ危機にも耐えた過去があります。運営歴で選ぶならIFOREXの方が圧倒的に有利と言えます。

金融ライセンスの取得

HFM(旧HOTFOREX)はセントビンセント及びグレナディーン諸島の金融ライセンス、IFOREXは英領バージン諸島金融サービス委員会の金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスではありますが、グループ全体としては難易度の高いライセンスを複数保有していることから両社共に信頼性や安全性は高いと言えそうですね。

分別管理と信託保全の有無

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。HFM(旧HOTFOREX)は、会社が破綻しても資金が守られる信託保全の導入はないものの、上限5,000,000ユーロまで補償する民事賠償保険制度に加入しています。一方のIFOREXは、信託保全の導入はなく、預けた資金が100%戻ってくるという保証はありません。

★民事賠償保険制度とは?

民事賠償保険制度とは、エラー、脱落、過失、詐欺など金銭的損失につながるリスクをカバーする補償です。

ロスカット水準の違い

HFM(旧HOTFOREX)では、証拠金維持率が20%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のIFOREXは、証拠金維持率が0%になるまでロスカットされないので、資金が底をつくギリギリまでトレードできるというメリットがあります。

★ロスカット水準とは?

ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。

ゼロカットの有無

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXがマイナス分を負担してくれるので国内FX業者のように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。

便利機能や学習機能の種類

HFM(旧HOTFOREX) IFOREX
  • 分析ツール
  • 経済指標カレンダー
  • ウェビナー(英語のみ)
  • 最新の市場動向
  • 世界市場の分析
  • 経済指標カレンダー
  • チュートリアル・ガイド

HFM(旧HOTFOREX)では、取引スキルを向上させるトレーディング情報をチェックできます。一方のIFOREXでは、初心者に向けにマンツーマンレッスンを受けられる学習コンテンツが充実しています。

日本語サポートの対応力

日本語サポート HFM(旧HOTFOREX) IFOREX
公式サイト
電話 +44-2030978571

※平日午前8:00~深夜0:00

+30-210-374-2583

平日午後1:00〜午後9:00

ライブチャット 平日午前8:00~深夜0:00 平日午後2:30〜深夜4:00
メールサポート 平日24時間 平日24時間
日本人スタッフ

HFM(旧HOTFOREX)とIFOREXでは、日本語でのお問い合わせが可能です。どちらも困ったときに電話相談ができるので安心して利用できます。ただし、国際電話料金がかかるので高額請求に注意が必要です。どちらも優秀な日本語対応を行なっているので利用しやすい方を選びましょう。

入出金の利便性

入金方法 入金手数料 最低入金額 反映時間
HFM(旧HOTFOREX) 国内銀行送金 無料 1,000円 10分以内
VISAカード 無料 1万円 即時
JCBカード 無料 5ドル 10分以内
bitwallet 無料(※1) 1,000円 10分以内
BXONE 無料(※1) 1,000円 10分以内
crypto 無料 30ドル 即時
bitpay 無料 5ドル 10分以内
IFOREX 国内銀行送金 無料 1万円 2営業日以内
海外銀行送金 無料 1万円 3~4営業日
VISAカード 無料 1万円 即時
Masterカード 無料 1万円 即時
Dinersカード 無料 1万円 即時
bitwallet 無料(※1) 1万円 即時

(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

出金方法 出金手数料 最低出金額 反映時間
HFM(旧HOTFOREX) 国内銀行送金 無料 1,000円 2営業日
JCBカード 無料 5ドル 2〜10営業日
bitwallet 無料(※1) 20ドル 即時
BXONE 無料(※1) 2,000円 即時
crypto 無料 10ドル 1営業日
bitpay 1% 5ドル 2営業日
IFOREX 海外銀行送金 無料(※2) 指定なし 2~7営業日
VISAカード 無料 指定なし 即日〜数カ月
Masterカード 無料 指定なし 即日〜数カ月
Dinersカード 無料 指定なし 即日〜数カ月
bitwallet 無料(※1) 指定なし 2~5営業日

(※1)オンラインウォレットからの出金手数料がかかります。

(※2)10万円以上の出金の場合、月3回まで出金手数料が無料です。10万円以下の場合は、出金手数料2,000円+別途手数料2,500円以上のリフティングチャージが発生します。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

入金方法としてHFM(旧HOTFOREX)は7種類、IFOREXなら6種類、出金方法の場合はHFM(旧HOTFOREX)なら6種類、IFOREXは5種類の中から選ぶことができます。IFOREXの注意点として、10万円以下を銀行口座へ出金すると手数料2,000円+別途手数料2,500円以上のリフティングチャージが発生します。入出金の種類、取引手数料、反映スピードを考えて、使いやすい海外FX会社を選ぶようにしましょう。

※HFM(旧HOTFOREX)の注意点

2023年5月、HFM(旧HOTFOREX)のボーナスを利用した取引では出金拒否が多発しています。ボーナスの取引条件を確認し、信頼性や安全性が高いブローカーを選びましょう。

HFM(旧HOTFOREX)をおすすめする方

★HFM(旧HOTFOREX)がおすすめの人

  • ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
  • MT4・MT5を使いたい
  • 民事賠償保険制度があるFX業者を利用したい

HFM(旧HOTFOREX)は、ハイレバレッジで自動売買したいトレーダーにおすすめします。最低入金額0ドルということから、小さな資金で大きな利益を狙えるチャンスがありますよ。

IFOREXをおすすめする方

★IFOREXがおすすめの人

  • 様々な銘柄でトレードしたい
  • 低スプレッドを重視している
  • 裁量取引のデイトレードやスイングトレードをしたい
  • ギリギリまで取引したい(ロスカット水準0%)
  • 独自ツールのFXnet Viewを使いたい

低スプレッドで750種類以上の銘柄を取り揃えるIFOREXは、裁量取引のデイトレーダーやスイングトレーダーにおすすめします。ロスカット水準が0%で追証もないことから、ギリギリまで取引することができます。

まとめ

海外FX業者のHFM(旧HOTFOREX)とIFOREXについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。

HFM(旧HOTFOREX) IFOREX
安全性・信頼性 △(DD方式)
最大レバレッジ ×
取扱銘柄 ◎(業界トップクラス)
スプレッド重視
スワップポイント重視 × ×
取引ツール 初心者〜中上級者 ×(独自ツールのみ)
ボーナス重視
少額投資 △(最低入金額が高い)
日本語サポート重視 ◎(電話対応あり)

総合的に見て勝者はIFOREXと言えます。最大レバレッジを見るとHFM(旧HOTFOREX)の方が有利ですが、取引銘柄の種類や豪華ボーナスなどを比較するとIFOREXの方が優秀です。HFM(旧HOTFOREX)にはハイレバレッジで中長期トレードをメインにするトレーダー、IFOREXには裁量取引のデイトレーダーやスイングトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。

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