【2024年最新版】AXIORYとFXGTを8つの項目で比較!

AXIORYとFXGTを8つの項目で比較 海外FX業者比較

海外FXブローカーのAXIORY とFXGTの違いを比較し、メリット・デメリットも合わせて解説していきます。2社共に注目されている海外FX業社ですが、自分のトレードスタイルによって最適な海外FX口座は変わります。どちらが自分に合った海外FX口座を提供しているのか、ぜひ参考にしてくださいね。

AXIORYとFXGTを基本スペックで比較

AXIORYとFXGTの基本的なスペックを比べてみます。

AXIORY FXGT
運営会社 Axiory Global Ltd 360 Degrees Markets Ltd
設立 2007年 2019年
金融庁ライセンス ベリーズ国際金融サービス委員会 セーシェル共和国金融庁
資金管理
  • Doha Bankで分別管理
  • 信託保全あり
  • 優良銀行で分別管理
  • 賠償責任保険に加入
口座の方式 NDD(STP・ECN) NDD(STP・ECN)
口座の種類
  • スタンダード口座
  • ナノ口座
  • テラ口座
  • アルファ口座
  • ミニ口座
  • Crypto max口座
  • スタンダード+口座
  • プロ口座
  • ECN口座
最小ロット数
  • アルファ口座は1ロット
  • それ以外の口座は0.01ロット=1,000通貨
  • ミニ口座:0.01ロット=100通貨
  • Crypto max口座は銘柄によって異なる
  • それ以外の口座は0.01ロット=1,000通貨
最大ロット数
  • アルファ口座は10万ロット
  • それ以外の口座は1,000ロット
  • ミニ口座:200ロット=200万通貨
  • Crypto max口座は銘柄によって異なる
  • スタンダード+口座:100ロット=1,000万通貨
  • それ以外の口座は200ロット=2,000万通貨
最大レバレッジ 400倍(アルファ口座は1倍) 1,000倍(Crypto max口座は500倍)
ドル円の平均スプレッド
  • スタンダード口座:1.3pips
  • ナノ口座:0.3pips
  • テラ口座:0.3pips
  • ミニ口座:1.8pips
  • スタンダード+口座:1.8pips
  • プロ口座:0.8pips
  • ECN口座:0.8pips
取引手数料
  • スタンダード口座:無料
  • ナノ口座:1ロット取引毎に片道3ドル
  • テラ口座:1ロット取引毎に片道3ドル
  • アルファ口座:銘柄ごとに異なる
  • ECN口座:1ロット取引毎に為替取引は片道3ドル、金属は片道2.5ドル、エネルギーは片道3ドル、株式指数は片道2ドル、仮想通貨は取引額の0.1%(往復)
  • それ以外の口座は無料
ボーナス なし
  • 口座開設ボーナス
  • 100%ボーナス
  • 50%ボーナス
  • 40%ボーナス
  • 20%ボーナス
スキャルピング 可能 可能
自動売買 可能 可能
両建て 可能 可能
口座維持手数料 なし なし

※90日間取引または入出金がなかった場合、月額10ドルの口座維持手数料が引き落とされます。

ゼロカット あり あり
ロスカット水準 20%
  • Crypto max口座:40%
  • ECN口座:40%
  • それ以外の口座は20%
マージンコール水準 50%
  • Crypto max口座:70%
  • ECN口座:70%
  • それ以外の口座は50%
プラットフォーム
  • MT4(スタンダード口座・ナノ口座)
  • MT5(テラ口座・アルファ口座)
  • cTrader(スタンダード口座・ナノ口座)
MT5
最低入金額 5,000円 5ドル
FX通貨ペア 61種類 53種類
他の金融商品 株式指数:10銘柄、貴金属:4銘柄、エネルギー:5銘柄、株式:157銘柄、ETF:69銘柄 株式指数:8種類、貴金属:2種類、エネルギー:3種類、仮想通貨:41種類、株式:51種類、シンセティックペア:20種類、GTi12指数:12種類、DeFiトークン:10種類、NFT:5種類
入金方法 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、VLoad、STICPAY、NETELLER、Skrill 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、ADA、BTC、ETH、USDT、XRP
出金方法 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、STICPAY、VLoad、NETELLER、Skrill 国内銀行送金、海外銀行送金、クレジット・デビット、bitwallet、STICPAY、ADA、BTC、ETH、USDT、XRP
法人口座 あり あり
最大口座数 10口座 8口座

AXIORYは、海外FX業者内でトップクラスに狭いスプレッドのため、スキャルピングや自動売買をする上級者に人気のあるブローカーです。一方のFXGTは、とても豪華なボーナスを受け取れることでトレーダーから絶賛されています。どちらもハイスペックで勝ち負けを決めにくい業者ですが、詳しく見ると欠点などもあるので総合的にメリットの多い方を選ぶことが正解です。

AXIORYとFXGTをメリット・デメリットで比較

AXIORYとFXGTのメリット・デメリットを比較していきます。

AXIORYのメリット・デメリット

★メリット

  • 業界トップクラスの低スプレッド
  • 株式・ETFなどの銘柄が充実
  • MT4・MT5・cTraderを利用できる
  • スキャルピングや自動売買に制限なし
  • 約定スピードが速い
  • 信託保全により資金は保護される
  • トラブル時は2万ユーロまで損害を補償
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • 最大レバレッジが400倍と低い
  • ボーナスの開催が少ない(クッション機能なし)
  • 2万円未満の入出金には手数料がかかる

海外FXの中でもトップクラスに狭いスプレットを求めるなら、上級者に人気のあるAXIORYをおすすめします。約定力も高く、国内FX業者でスキャルピングをメインにしているトレーダーに最適です。ただし、最大レバレッジが400倍と低く、キャンペーンをほぼ開催しないことがデメリットになるので注意しましょう。

FXGTのメリット・デメリット

★メリット

  • 5種類ある口座タイプから選べる
  • 最大レバレッジ1,000倍で取引できる
  • 仮想通貨のスプレッドは最狭クラス
  • 仮想通貨・シンセティックペア・GTi12指数・DeFiトークン・NFTの取引可能
  • 賠償責任保険の補償限度額が最大100万ユーロ
  • 豊富なボーナス(クッション機能付き)
  • 最低入金5ドルだから少額資金でもOK
  • 幅広い入出金方法が選べる
  • 公式サイト・サポート窓口も日本語対応OK

★デメリット

  • スプレッドは平均クラス
  • ストップレベルが広い
  • ロスカット率が40%と高い(Crypto max口座・ECN口座)
  • MT5のみ取引ツールが利用可能

豪華なボーナスを活用して資金ゼロで取引するならFXGTをおすすめします。FX通貨ペアや仮想通貨FXなどで最大1,000倍のレバレッジをかけられるため、大きな利益を獲得するチャンスもあります。ただし、取引ツールがMT5に限定されている、というデメリットもあります。

AXIORYとFXGTを最大レバレッジで比較

AXIORYとFXGTの最大レバレッジとレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

最大レバレッジ

AXIORYとFXGTの最大レバレッジを比較していきます。

AXIORY
スタンダード口座 ナノ口座 テラ口座 アルファ口座
最大レバレッジ 400倍 400倍 400倍 1倍
最小ロット数 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 1ロット=100,000通貨
最低必要証拠金 275円 275円 275円 11,000,000円
最低入金額 5,000円 5,000円 5,000円 5,000円
FXGT
ミニ口座 Crypto max口座 スタンダード+口座 プロ口座 ECN口座
最大レバレッジ 1,000倍 500倍 1,000倍 1,000倍 1,000倍
最小ロット数 0.01ロット=100通貨 銘柄によって異なる 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨 0.01ロット=1,000通貨
最低必要証拠金 11円 110円 110円 110円
最低入金額 5ドル 5ドル 5ドル 5ドル 5ドル

※1ドル110円として計算しています。

※最低必要証拠金の計算方法は、「為替レート×最小ロット数÷最大レバレッジ」です。

最大レバレッジを比べるとAXIORYは400倍、FXGTは1,000倍となり、FXGTの方が大きいことがわかります。一番少ない資金で取引できる口座タイプはFXGTのミニ口座の11円ですが、最も大きな資金が必要になるのはAXIORYのアルファ口座の11,000,000円です。2社を比較すると必要証拠金に大きな差があるので、大きなレバレッジを利用して少額からトレードするならFXGTをおすすめします。

レバレッジ制限

続いて、AXIORYとFXGTのレバレッジ制限の違いを見ていきましょう。

★AXIORYのレバレッジ制限

口座資金 スタンダード口座・ナノ口座・テラ口座
100,000ドル以下 400倍
100,001ドル〜200,000ドル 300倍
200,001ドル以上 200倍

★FXGTのレバレッジ制限(メジャーFX通貨ペアの場合)

取引量 ミニ口座・Crypto Max口座・スタンダード+口座・プロ口座・ECN口座
300,000ドル以下 1,000倍
300,000ドル〜1,000,000ドル 500倍
1,000,000ドル〜2,000,000ドル 200倍
2,000,000ドル〜3,000,000ドル 100倍
3,000,000ドル〜5,000,000ドル 50倍
5,000,000ドル以上 20倍

※銘柄により最大レバレッジは異なります。

AXIORYは口座残高によって最大レバレッジが変わりますが、FXGTは保有ポジションにより倍率が変動するダイナミックレバレッジを採用しています。メジャーFX通貨ペアで比べた場合、AXIORYは口座残高10万ドル(1,000万円)まで最大400倍で取引できますが、FXGTは取引量が30万ドル(3,000万円)までなら1,000倍で取引ができます。ダイナミックレバレッジのメリットは、口座残高がいくらになってもロット数次第では最大レバレッジが適用されところです。AXIORYよりもレバレッジ制限が緩く、手軽にハイレバレッジで取引したい場合は、FXGTが有利と言えますね。

AXIORYとFXGTを取扱銘柄で比較

AXIORYとFXGTの取り扱い銘柄を比べてみましょう。

銘柄 AXIORY FXGT
FX通貨 61銘柄 53銘柄
貴金属 4銘柄 2銘柄
エネルギー 5銘柄 3銘柄
商品 なし なし
株式 157銘柄 51銘柄
株式指数 10銘柄 8銘柄
債券 なし なし
ETF 69銘柄 なし
仮想通貨 なし 41銘柄
シンセティックペア なし 20銘柄
GTi12指数 なし 12銘柄
DeFiトークン なし 10銘柄
NFT なし 5銘柄

FX通貨ペアを比べるとAXIORYとFXGTに大きな差はなく、どちらもメジャー通貨からマイナー通貨まで幅広く対応しています。AXIORYは、FX取引以外にも株式やETFなどを豊富に取り扱っている一方で、FXGTは仮想通貨やシンセテイックペア、GTi12指数、DeFiトークン、NFTなどのトレードに適しています。

★FXGT口座タイプ別の取扱銘柄

銘柄 ミニ口座 Crypto max口座 スタンダード+口座 プロ口座 ECN口座
FX通貨 ○53種類 × ○53種類 ○53種類 ○53種類
貴金属 ○2種類 × ○2種類 ○2種類 ○2種類
エネルギー ○3種類 × ○3種類 ○3種類 ○3種類
株式 ○11種類 × ○28種類 ○51種類 ○51種類
株式指数 ○8種類 × ○8種類 ○8種類 ○8種類
仮想通貨 ○12種類 ○41種類 ○32種類 ○32種類 ○24種類
シンセティックペア × ○13種類 ○9種類 ○9種類 ○9種類
GTi12指数
DeFiトークン × ○10種類 × ○10種類 ×
NFT × ○5種類 × ○5種類 ×

注意点としてAXIORYの場合は、株式やETFはアルファ口座のみの取り扱いになります。また、FXGTでは、口座タイプによって取り扱い銘柄数がかなり異なるので注意しましょう。

AXIORYとFXGTをスプレッドで比較

AXIORYとFXGTのSTP口座とECN口座の違いを見ていきましょう。

STP口座

AXIORYとFXGTの平均スプレッドを比較してみましょう。いずれの口座も取引手数料無料なので、直接かかるコストはスプレッドのみになります。

通貨ペア AXIORY FXGT
スタンダード口座 スタンダード+口座
USD/JPY 1.3pips 1.8pips
EUR/JPY 1.5pips 1.6pips
GBP/JPY 2.0pips 2.4pips
AUD/JPY 1.9pips 2.5pips
EUR/USD 1.2pips 1.6pips
GBP/USD 1.6pips 2.4pips

2社の口座を比較すると、FXGTよりAXIORYの方が平均スプレッドは狭くなっています。AXIORYは、海外FX業界内でもトップクラスに狭いスプレッドとして、1日に何回も取引を行うスキャルピングトレーダーに人気があります。一方、平均クラスのFXGTですが、仮想通貨のスプレッドは競合他社と比べてもとても狭いことで絶賛されています。豪華なボーナスを利用すれば、取引コストを抑えることができるのでバランスが取れていると言えそうです。

ECN口座

続いて、AXIORYのナノ口座・テラ口座と、FXGTのECN口座を比べてみましょう。どちらも取引手数料が発生する口座で、1ロットあたり片道3ドルかかります。

通貨ペア AXIORY FXGT
ナノ口座・テラ口座 ※1 ECN口座 ※1
USD/JPY 0.9pips 1.4pips
EUR/JPY 0.8pips 2.1pips
GBP/JPY 1.5pips 2.8pips
AUD/JPY 1.5pips 2.2pips
EUR/USD 0.8pips 1.5pips
GBP/USD 1.0pips 1.6pips

※1…1ロットあたり往復手数料0.6pipsを合算したpips

以下、日本円に換算したトータルコストの表です。

通貨ペア AXIORY FXGT
ナノ口座・テラ口座 ECN口座
USD/JPY 960円 1,460円
EUR/JPY 860円 2,160円
GBP/JPY 1,560円 2,860円
AUD/JPY 1,560円 2,260円
EUR/USD 880円 1,650円
GBP/USD 1,100円 1,760円

※ナノ口座・テラ口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」

  • ドル円の場合:0.3pips×10万通貨+6ドル=30,000pips+6ドル=300円+660円=960円
  • ユーロドルの場合:0.2pips×10万通貨+6ドル=20,000pips+6ドル=2ドル+6ドル=8ドル=880円

※ECN口座の計算方法「スプレッド×1ロット+往復取引手数料6ドル」

  • ドル円の場合:0.8pips×10万通貨+6ドル=80,000pips+10ドル=800円+660円=1,460円
  • ユーロドルの場合:0.9pips×10万通貨+6ドル=90,000pips+6ドル=9ドル+6ドル=15ドル=1,650円

上記はECN口座と呼ばれる口座タイプで、トレーダーと取引所の間にFXブローカーの仲介がないため狭いスプレッドでの取引が可能です。その代わりに取引手数料を支払う必要がありますが、トータルコスト(スプレッド+取引手数料)はSTP口座よりも安上がりになります。FXGTはスプレッドも広く、さらに取引手数料もプラスされることから、トータルコストが安いAXIORYの方が有利と言えますね。

★取引手数料に注意

取引手数料は、エントリー時と決済時にそれぞれ引かれるため、スプレッドばかりに目を向けていると手数料負けしてしまいます。トータルコストが安い口座を選ぶことで利益を上げるチャンスが広がりますよ。

AXIORYとFXGTをスワップポイントで比較

AXIORYとFXGTの0.1ロットあたりのスワップポイントを比べてみましょう。

FX通貨 AXIORY FXGT
USD/JPY -21円 -41円 17円 -88円
EUR/JPY -36円 -16円 -43円 -34円
CAD/JPY -14円 -23円 6円 -76円
AUD/JPY -15円 -29円 -4円 -54円
CHF/JPY -41円 -3円 -61円 -26円
GBP/JPY -36円 -58円 -4円 -76円
NZD/JPY -13円 -17円 5円 -73円
EUR/USD -48円 0円 -96円 8円
TRY/JPY 22円 -38円 20円 -140円
ZAR/JPY 6円 -11円

※1ドル106円として計算しています。

一見、FXGTのUSD/JPY(買)やTRY/JPY(買)はスワップポイントを受け取れそうですが、反対のUSD/JPY(売)やTRY/JPY(売)では大きなマイナスとなるので注意しましょう。多くの海外FX業者では、スワップポイントがマイナスになることが多く、AXIORYとFXGT共にマイナスばかりで長期トレード向きではありません。スワップポイント狙った取引はどちらも避けた方が良さそうですね。

★スワップポイントとは?

スワップポイントは、2カ国間の通貨を売買することによって発生する利益または損失のことです。例えば、金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買うとその金利差が支払われるという仕組みです。

AXIORYとFXGTを取引ツールで比較

AXIORYとFXGTの取引ツールを比べてみましょう。

取引プラットフォーム 対応機種・OS AXIORY FXGT
MT4 ダウンロード:Windows・Mac ×
ブラウザ:Webトレーダー ×
スマホ:Android・iPhone ×
タブレット:Android・iPad ×
MT5 ダウンロード:Windows・Mac
ブラウザ:Webトレーダー
スマホ:Android・iPhone ○(Androidのみ)
タブレット:Android・iPad ○(Androidのみ)
cTrader ダウンロード:Windows ×
ブラウザ:Web版 ×
スマホ:Android・iPhone ×

AXIORYは「MT4」「MT5」「cTrader」という3つの取引プラットフォームの利用が可能ですが、一方のFXGTで利用できる取引プラットフォームは「MT5」のみとなります。自動売買で稼ぐとなるとMT5よりMT4の方が優秀なため、MT4とMT5の両方に対応しているAXIORYが有利です。スキャルピングやデイトレードのような短期売買を繰り返す場合は、スプレッドの狭いcTraderをおすすめします。

MT4・MT5の取引ツール

MT4の改良版として登場したMT5は、MT4で使っていたEAやカスタムインジケータを使うことができませんが、今後MT5が主流になるのでMT5へ移行できように準備しておきましょう。

★MT4からMT5への改善点

  1. 動作スピード:注文や決済の動作スピードが加速。
  2. 時間足:9種類から21種類に増加。
  3. 気配値表示:2種類から4種類に増加。
  4. 描画ツール:31種類から44種類に増加。

cTraderの取引ツール

cTraderは、約定スピードが速いためスキャルピングトレーダーに人気があります。注意点として、インターバンク市場に直接注文するためスプレッドが狭くなりますが、その代わりに取引手数料がかかります。また、cTraderの自動売買は、初心者に難易度が高いことがデメリットです。

★cTraderの特徴

  • 板情報:MT4とMT5にはない板情報の利用が可能。(板情報とは、売買注文がどの価格帯にどれくらい出されているか把握できる。)
  • 高い約定力:スピーディーな取引が可能。
  • 狭いスプレッド:0.0pipsからトレード可能。
  • 透明性の高い取引:約定拒否がない取引が可能。
  • 日本語対応:日本語表示と日本時間の設定可能。

AXIORYとFXGTを信頼性やサポート体制で比較

最後に、AXIORYとFXGTの安全性や信頼性で比較してみましょう。

AXIORY FXGT
法人名 Axiory Global Ltd. 360 Degrees Markets Ltd
設立 2007年

※FXサービスの開始は2013年から

2019年
所在地 No. 1 Corner of William Fonseca Street, Marine Parade, Belize City, Belize, C.A. Room 12, First Floor, Kingsgate House, Victoria, Mahe, Seychelles
金融ライセンス IFSC(ベリーズ国際金融サービス委員会)ライセンス番号:100022/163 Seychelles Financial Services Agency(セーシェル金融庁FSA)ライセンス番号:SD019
資金管理
  • Doha Bankで分別管理
  • 信託保全
優良銀行で分別管理
資本金 非公開 非公開
従業員数 非公開 180名(支社含む)
特徴 アジア中心に世界8カ国にサービス提供 7万人以上のトレーダーが利用

運営歴の長さ

海外FX業者として規模・運営歴共に中堅どころのAXIORYは、アジアを中心に世界8カ国にサービス提供しています。一方のFXGTは、出金拒否や不正取引などの悪い噂はほとんどありませんが、運営歴が浅いため実績も口コミ評判も少ないのが現状です。両社共に大きな違いはなく、総合的に便利な方を利用しましょう。

金融ライセンスの取得

AXIORYはベリーズ国際金融サービス委員会の金融ライセンス、FXGTはセーシェルの金融ライセンスを取得しています。どちらもマイナーライセンスなので、自身の取引スタイルを考えて取引口座を選ぶようにしましょう。

分別管理と信託保全の有無

AXIORYとFXGTでは、会社の運営資金と顧客が預けた資金を別々に管理する「分別管理」を行っています。AXIORYは、会社が破綻しても資金が守られる信託保全を導入しているため、第三者の監査法人PwCから顧客に資金全額が返金されます。さらに、The Financial Commissionに加盟しているため、顧客と業者間とトラブルが発生した場合は最大2万ドル(200万円)の補償金が支払われます。

一方のFXGTは、最大100万ユーロ(1.4億円)まで補償する賠償責任保険に加入しています。信託保全の導入はないものの、この保険が実質的な信託保全の役割を果たしてくれるようです。海外FX業者の中でもここまで手厚い保障をしているブローカーは珍しく、両社共に安心して資金を預けられると言えそうですね。

約定力の差

AXIORY FXGT
約定率 99.98% 非公開
約定スピード 0.326秒 非公開

AXIORYの約定率は、99.98%という海外FX業界でもかなり高く、システムに負荷がかかるスキャルピングでさえもスピーディーに約定します。一方、FXGTの約定率は公開されていません。約定率が低いと、注文したかったレートと異なるレートで約定してしまう可能性があるため、スピーディーに約定するAXIORYの方が有利と言えます。取引コストを抑えるためにはスプレッドの狭さも大切ですが、そのスプレッドを活かすには、約定率が重要になるということを覚えておきましょう。

ストップレベルの差

FX通貨 AXIORY FXGT
EUR/USD 0.0 pips 5.2pips
EUR/JPY 0.0 pips 8.0pips
GBP/USD 0.0 pips 8.4pips
USD/JPY 0.0 pips 6.2pips

ストップレベルを比べると、FXGTはAXIORYよりかなり広めです。ストップレベルが広いと希望価格で決済することができずに、利益を逃す可能性があります。特に、スキャルピングをする場合は、AXIORYの方が有利なことは明確ですね。

★ストップレベルとは?

ストップレベルとは、指値・逆指値注文を行うときに現在価格から最低でも何pips以上離さなければいけない価格差のことです。

ロスカット水準の違い

AXIORYでは、証拠金維持率が20%を下回ったタイミングで強制ロスカットが発動し、口座残高がゼロになる前にポジションが清算されます。一方のFXGTは、証拠金維持率が20%(Crypto max口座とECN口座は40%)を切るとロスカットされるので、AXIORYの方が資金が底をつくギリギリまでトレードできるというメリットがあります。

★ロスカット水準とは?

ロスカット水準とは、証拠金維持率がどれだけ耐えられるか表した基準です。この水準を下回ると強制的に決済されます。

ゼロカットの有無

AXIORYとFXGTの2社共に、入金額以上の損失が発生しない「ゼロカット」を採用しています。相場の大暴落により口座残高がマイナスになった場合でも、AXIORY やFXGTがマイナス分を負担してくれるので、国内FXのように追証がなく、借金を抱えるリスクはありません。

便利機能や学習機能の種類

AXIORY FXGT
  • ヒストリカルデータ
  • FXシミュレーター
  • 日本時間表示インジケータ
  • ストライクインジケータ
  • 通貨インデックス
  • 取引所の選び方
  • FX基礎知識
  • 仮想通貨基礎知識
  • トレード手法
  • 経済指標カレンダー

AXIORYでは、過去の値動きが記録されているチャートデータの確認ができるため、上級者にとって便利なツールが揃っています。一方のFXGTでは、取引の基礎知識をブログで読むことができます。

日本語サポートの対応力

日本語サポート AXIORY FXGT
公式サイト
ライブチャット 平日午前10:30〜午後11:30 平日24時間
メールサポート 平日午前9:00〜深夜00:00 平日24時間
日本人スタッフ

AXIORYとFXGTでは、日本語でのお問い合わせが可能です。どちらも優秀な日本語対応を行なっていますが、FXGTの方が営業時間が長いため相談しやすいでしょう。

入出金の利便性

入金方法 入金手数料 最低入金額 反映時間
AXIORY 国内銀行送金 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 1営業日
海外銀行送金 無料(2万円未満1,500円) 1万円 3〜20営業日
VISAカード 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
JCBカード 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
UnionPay 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
VLoad 無料(2万円未満1,000円)(※1) 5,000円 即時
STICPAY 無料(2万円未満1,000円)(※1) 5,000円 即時
NETELLER 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
Skrill 無料(2万円未満1,000円) 5,000円 即時
FXGT 国内銀行送金 無料 1万円 4時間以内
海外銀行送金 無料 1万円 5営業日
VISAカード 無料 5,000円 即時
JCBカード 無料 5,000円 即時
Masterカード 無料 5,000円 即時
bitwallet 無料(※1) 1,000円 即時
STICPAY 無料(※1) 5,000円 即時
ADA 無料 10ADA 30分以内
BTC 無料 0.0001BTC 30分以内
ETH 無料 0.05 ETH 30分以内
USDT 無料 25USDT 30分以内
XRP 無料 25RP 30分以内

(※1)オンラインウォレットへの入金手数料がかかります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

※NETELLERとSkrillは、日本国内からは利用することはできません。

出金方法 出金手数料 最低出金額 反映時間
AXIORY 国内銀行送金 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 1〜2営業日
海外銀行送金 無料(2万円未満1,500円)(※1) 1万円 3〜20営業日
VISAカード 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 3〜20営業日
JCBカード 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 3〜20営業日
UnionPay 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 3〜20営業日
STICPAY 無料(2万円未満1,000円)(※2) 1,100円 1営業日
VLoad 無料(2万円未満1,000円)(※2) 2,000円 1営業日
NETELLER 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 1営業日
Skrill 無料(2万円未満1,000円) 1,100円 1営業日
FXGT 国内銀行送金 無料 1万円 5営業日
海外銀行送金 無料 1万円 5営業日
VISAカード 無料 5,000円 2営業日
JCBカード 無料 5,000円 2営業日
Masterカード 無料 5,000円 2営業日
bitwallet 無料(※2) 1,000円 2営業日
STICPAY 無料(※2) 3,000円 2営業日
ADA 無料 10ADA 2営業日
BTC 無料 0.0001BTC 2営業日
ETH 無料 0.05 ETH 2営業日
USDT 無料 25USDT 2営業日
XRP 無料 25XRP 2営業日

(※1)銀行や決済サービス会社で振込手数料(4,000円〜8,000円)が発生した場合、自己負担となります。

入金額1万円未満の場合、入金手数料980円(決済代行会社により1,500円)がかかります。送金元銀行で振込手数料(0~880円)が発生した場合、自己負担となります。

(※2)オンラインウォレットから出金手数料がかかります。

※銀行や決済サービス会社で振込手数料が発生した場合、自己負担となります。

入金方法として、AXIORYは9種類(NETELLERとSkrillは日本で利用不可)、FXGTは12種類あります。出金方法の場合は、AXIORYなら9種類(NETELLERとSkrillは日本で利用不可)、FXGTなら12種類の中から選ぶことができます。AXIORYでは、入出金額が2万円未満だと別途手数料がかかるため、少額からトレードを始めるならFXGTをおすすめします。ただし、両社共に出金の反映時間が遅いため注意しましょう。

AXIORYをおすすめする方

★AXIORYがおすすめの人

  • 狭いスプレッドで取引したい
  • スキャルピングやデイトレードをしたい
  • MT4・MT5・cTraderを使いたい
  • 約定力の高いFX業者を選びたい
  • 信託保全を導入しているFX業者を利用したい

AXIORYは、業界トップクラスを誇る低スプレッドと、約定力の高さからスキャルピングトレーダーにおすすめします。取引スタイルに合わせて3つの取引プラットフォームを使えるので、自身に合ったトレードもしやすいはずですよ。

FXGTをおすすめする方

★FXGTがおすすめの人

  • 豪華なボーナスを利用したい
  • 仮想通貨・シンセティックペア・GTi12指数・DeFiトークン・NFTの取引可能
  • ハイレバレッジで大きな利益を獲得したい
  • レバレッジ1000倍で仮想通貨の取引が可能
  • 少ない資金で大きな利益を得たい
  • 賠償責任保険に加入しているFX業者を選びたい

FXGTは、豪華ボーナスが受け取れる他にも、最低入金額が5ドルということから低リスクで始めたいトレーダーにおすすめです。最大1,000倍のレバレッジをかけてトレードすることができるため、大きな利益を狙えるチャンスがあります。

まとめ

海外FX業者のAXIORYとFXGTについて、最大レバレッジ、スプレッド、取引ツール、ボーナス、安全面などを徹底比較してみました。

AXIORY FXGT
安全性・信頼性
最大レバレッジ ×
取扱銘柄 株式・ETFが多い(アルファ口座のみ) 株式・シンセティックペア・GTi12指数・DeFiトークン・NFTを取り扱う(口座タイプによって異なる)
スプレッド重視 △(仮想通貨は狭い)
スワップポイント重視 × ×
取引ツール ×
ボーナス重視 ×
少額投資 △(最低入金額が高い・入出金手数料がかかる)
日本語サポート重視 ◎(対応時間が長い)

総合的に見て勝者はFXGTと言えます。スプレッドを見るとAXIORYの方が安定していますが、最大レバレッジや豪華ボーナス、最低入金額を比較するとFXGTの方が優秀です。AXIORYには上級者のスキャルピングトレーダー、FXGTにはハイレバレッジで大きな利益を狙う初級者〜中上級者や、仮想通貨で取引をしたいトレーダーに適しています。どちらも注目されている海外FX業社なので、スプレッドだけでなく基本スペックを見てから判断することが大切ですよ。

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